2015年初となる國連気候変動會議が8日、スイスのジュネーブで始められ、年末にパリで開かれる國連気候変動枠組み條約第21回締約國會合(COP21)および京都議定書第11回締約國會合(CMP11)(あわせて「パリ會議」)での新しい枠組みの合意を目指し準備を行っています。
6日間にわたって行われる今回の會議では、昨年12月に開かれたリマ會議の成果を着実に実行し、5月までにパリ會議の新たな合意草案を作ることが主要任務とされています。
リマ會議で議長を務めたペルーのピダル環境相は今回の會議開幕の際に、関係各方面に対し殘された時間を大切にするよう強調するとともに、「世界気象機関(WMO)のデータによると、2014年は有史上最も暑い1年だったが、溫暖化は依然として続いている。気候変動に対する対策において、各國はライバル同士ではなく、利益と責任を共に負う立場にある」と指摘しました。
パリ會議で新たな枠組みに合意するまで時間が切迫していますが、各方面とりわけ先進國と発展途上國の間で、排出削減の計畫と支援金について意見の食い違いが依然として殘っているということです。
(中國國際放送局)
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