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中國人観光客、3年連続で世界最多に
jp.xinhuanet.com | 発表時間 10:55:22 | | 編集: 王珊寧

 世界観光機関はこのほど、2014年の観光業の景気に関する報告書を発表した。同報告書によると、世界を旅行する中國人客數は2012年以降最多を維持している。中國人客數は2014年に前年の延べ9800萬人から1億900萬人に増加し、第1−3四半期の海外旅行消費額は17%増となった。

稅理士法人トーマツが発表した最新の報告書によると、世界の旅行消費額は2009年より毎年12%以上のペースで増加しており、中國などの新興國の観光客が多大な貢獻を成し遂げている。

韓國法務部がこのほど発表したデータによると、2014年に韓國を訪れた外國人數は延べ1268萬2000人で、そのうち中國人が全體の44.7%の556萬3000人に達した。2014年の外國人の韓國におけるカード決済狀況を分析した報告書によると、外國人のカード決済額は前年比38.8%増の10兆9000億ウォン(1ドル=約1096ウォン)に達し、そのうち中國人客の決済額は62.6%増の6兆1300億ウォンで過半數を佔めた。

中米両國が2007年末に、中國人ツアー客の訪米旅行の利便化に関する覚書を締結してから、米國を訪れる中國人客が急増した。米國の公式データによると、中國人客の1回の消費額は約6000−7200ドルで、最も気前の良い外國人客となった。推算によると、昨年訪米した中國人は218萬人に達し、米國経済に211億ドルの貢獻をしたことになる。米商務省は、訪米中國人數は2021年に730萬人に達し、米國経済に850億ドルの貢獻をする見通しだ。

日本政府観光局が発表したデータによると、2014年に中國本土から訪日した観光客數は約241萬人で、消費額は平均23萬円で首位になった。中國本土の観光客は、日本の産業に多大な貢獻を成し遂げた。観光業は2014年に日本の経済成長率を0.4%押し上げ、そのうち中國本土と香港・マカオ・台灣の観光客による貢獻が過半數を佔めた。

中國國家観光局駐日本処の張西龍首席代表は記者に対して、「中國人客の訪問は、日本の百貨店などの小売業の力強い発展をけん引した。昨年、日本のほぼすべての百貨店が売上を伸ばした。落ち日の産業と言われていた日本製の腕時計も、中國人客の急増により回復し、相次いで新ブランドを打ち出している。化粧品作業も急激な成長を見せている」と指摘した。

(チャイナネット)

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