【新華社北京1月13日】2015年は中國経済が正式に「新常態(ニューノーマル)」に入ってから2年目となる。開発性金融が、政府の発展目標を実現し、體制の遅れと市場の失効を補う金融形式として、國家経済・金融の安定を支える上で必要不可欠なものとなっている。開発性金融は長期的にインフラ整備、國家経済戦略プロジェクトの開発、地域間経済協調発展の促進、省エネ・環境保護の推進、民生の保障・改善などで積極的な力を発揮してきた。12日付中國証券報が伝えた。
中國の國家開発銀行は2014年11月まで、バラック區改築のため7500億元以上の融資を提供している。金融支援を受けたバラック區改築プロジェクトの建設面積は8億1000萬平方メートルに上り、834萬世帯に利益をもたらした。鉄道建設融資において、國家開発銀行の融資は3分の1を佔めている。國家開発銀行は累計で鉄道事業に9000億元以上の融資を提供しており、中國の鉄道建設に大きく貢獻した。
開発性金融は2015年もインフラ整備、「一帯一路」(シルクロード経済ベルト、21世紀海上シルクロード)、北京市・天津市・河北省の共同発展、長江経済ベルトなど地域経済の発展戦略、および省エネ・環境保護、民生プロジェクトなどを下支えする上で重要な役割を果たし、國家戦略の実施を支援し、「新常態」の中國経済を支えていくことになる。
(新華網日本語)
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