
中國外交部。(北京=新華社記者/李賀)
【新華社北京12月19日】中國外交部の郭嘉昆(かく・かこん)報道官は19日の記者會見で、米國が台灣への大規模な武器売卻を承認したことに関し、台灣に先進兵器をどれだけ売卻しても、中國の最終的な統一という歴史の流れを阻むことはできないと指摘した。
郭氏は次のように述べた。米國による台灣への大規模な武器売卻は中國の內政への亂暴な幹渉であり、中國の主権、安全、領土一體性を著しく損ない、台灣海峽の平和と安定を大きく揺るがし、「台灣獨立」分裂勢力と國際社會に重大な誤ったメッセージを送るものだ。中國は強い不満と斷固反対を表明し、直ちに米國に厳正な申し入れを行った。
中國の核心的利益を損ない、台灣問題に幹渉し、中國の譲れない一線を踏み越えることは許されない。「台灣獨立」と台灣海峽の平和とは両立せず、台灣を武裝させるいかなる行動も重大な結果を招くことになる。
誰であれ、どの勢力であれ、國家の主権と領土の一體性を守る中國政府と人民の揺るぎない意志と強大な能力を過小評価すべきではない。台灣に先進兵器をどれだけ売卻しても、中國は最終的に統一され、統一は必然であるという歴史の流れを阻むことはできない。