1日、記者會見に臨むコベントリー氏。(ミラノ=新華社記者/杜瀟逸)
【新華社ミラノ2月2日】國際オリンピック委員會(IOC)のコベントリー會長は1日の記者會見で、開幕を控えたミラノ・コルティナ冬季五輪について、2022年の北京冬季五輪の成功事例が生かされていると述べた。特に「會場整備へのテクノロジーの活用」と「持続可能な會場運営」の面で、北京大會が重要なモデルになったとの認識を示した。
ミラノ大會のメインメディアセンターで開かれた記者會見で、コベントリー氏は「北京冬季五輪から得た最も重要な経験の一つは、會場整備にテクノロジーを積極的に活用することだ。今回の準備でも非常に役立っている」と語った。
1日、記者會見の様子。(ミラノ=新華社記者/杜瀟逸)
コベントリー會長は08年の北京夏季五輪に出場し、競泳女子200メートル背泳ぎで金メダルを獲得した。22年の冬季五輪で再び北京を訪れた際には、自身が表彰&に立った水泳會場「水立方(ウオーターキューブ)」が、革新的な技術によってカーリング會場「氷立方(アイスキューブ)」へと転用された様子を目にした。「誰も実現できないと思っていたスケートリンクが完成した。非常にエキサイティングだった」と振り返る。
さらに、北京冬季五輪が実踐した「既存施設の再利用」という理念も、ミラノ大會に全面的に取り入れられている。北京大會では、國家體育館や首都體育館、五棵松體育センターなどの既存施設が改修や高度化を施され、競技會場として再活用された。コベントリー會長は「北京大會は、既存施設をいかに再活性化させるかの手本を示した。その理念はミラノ大會の準備にも確実に引き継がれている」と強調し、「このモデルは実踐によって有効性が証明されており、今後も堅持していく」と述べた。