マレーシア・クアラルンプールで開かれたAI+(プラス)デザインサミット2025。(2025年11月27日撮影、クアラルンプール=新華社記者/程一恒)
【新華社クアラルンプール1月20日】マレーシアのトゥンクアブドゥルラーマン・マネジメント&テクノロジー大學(TAR UMT)のジャスティン・ジョセフ・ジェヤラージ助教はこのほど、現地英字紙「ザ・スター」に掲載された記事の中で、マレーシアは中國とデジタル経済と人工知能(AI)分野での協力を深化することにより、先進技術を導入するだけでなく、包摂的なデジタル経済を構築し、國內のデジタルデバイド(情報格差)を解消する面でも重要な一歩を踏み出したとの見解を示した。記事の主な內容は次の通り。
技術へのアクセスは、現代社會の包摂性と経済ガバナンスのカギとなっている。マレーシアは今なおデジタル技術の分配が不均等という課題を抱えており、都會から離れた所では高速ネットワークが十分整備されておらず、中小企業はクラウドコンピューティングやAI、データ分析の導入に出遅れている。
中國は世界のデジタルイノベーションの先頭を走り、第5世代移動通信システム(5G)の展開、光ファイバーの整備、量子計算などの分野をリードしている。マレーシアは中國との協力を通じ、技術の「使用者」から「共同開発者」への転身を遂げつつある。
2025年は両國にとってデジタル協力の重要な一里塚となった。25年4月にデジタル経済やAIなどの分野での協力文書を締結し、政策協調や規制の整合、工業のデジタルトランスフォーメーション(DX)、人材育成などの分野で全方位的な協力を展開するとした。
中國はマレーシアにとって、インフラ投資やAI協力などの分野の重要なパートナーとなっている。両國間の協力はマレーシアのデジタル経済の発展基盤を強化し、より接続性が高く、包摂性が高い経済體への転換を後押しするとみられる。