
27日、南京地下鉄4號線2期工事區間の長江橫斷トンネルの內部。(南京=新華社記者/季春鵬)
【新華社南京12月28日】中國江蘇省南京市で建設が進む南京地下鉄4號線の2期工事區間で27日、大型シールドマシン「新征程」號が作業の終點にあたる「到達立坑(たてこう)」に到着し、長江を橫斷するトンネルが貫通した。鉄道建設大手、中國鉄建傘下の中鉄十四局集団が建設し、長江デルタ地域で長江を橫斷する地下鉄トンネルの中で最も深い位置にある。

27日、南京地下鉄4號線2期工事區間の長江橫斷トンネルを掘削したシールドマシン「新征程號」の後方部分。(南京=新華社記者/季春鵬)
南京地下鉄4號線2期工事の総延長は約10キロで、6駅を設ける。今回貫通したトンネルは全線の重要工事區間に位置付けられ、全長は3062・6メートル。
4號線2期工事が完成すると、都市鉄道交通網はさらに充実し、長江をまたぐ移動の効率や沿線住民の生活の利便性が大幅に向上する。河川を橫斷する交通の混雑緩和や南北両岸の相互接続の促進、地域経済・社會の質の高い発展を後押しする上でも重要な意義を持つ。

27日、南京地下鉄4號線2期工事區間の長江橫斷トンネルで開かれたシールドマシン「新征程號」の到達式。(ドローンから、南京=新華社記者/季春鵬)

27日、南京地下鉄4號線2期工事區間の長江橫斷トンネルで施工にあたる作業員。(南京=新華社記者/季春鵬)

27日、南京地下鉄4號線2期工事區間の長江橫斷トンネルの內部。(南京=新華社記者/季春鵬)

27日、南京地下鉄4號線2期工事區間の長江橫斷トンネルで施工にあたる作業員。(南京=新華社記者/季春鵬)