【新華社北京12月21日】冬至は二十四節気の22番目で、北半球では1年で最も晝が短く、夜が長い日とされる。この日を境に太陽が力を徐點に取り戻すことから、四季の新しい循環の始まりと言われている。
地中のミミズが寒さのために身を丸め、シフゾウ(中國の固有種でシカ科の動物)は角が自然と落ち、凍り付いていた泉水が動き始める頃でもある。自然界で「陰」が極まり「陽」に転じるという変化が、さまざまな生き物に影響を與えている。これらの現象を直接目にすることはほとんどないが、春へ向かう命の鼓動が、耳をすませば聞こえてくる。