3日、アジア太平洋通信社機構理事會の開會式であいさつする、中國新華社の傅華社長(右から3人目)。(ボアオ=新華社記者/楊冠宇)
【新華社瓊海12月4日】アジア太平洋通信社機構(OANA)は3日、中國海南省瓊海(けいかい)市博鰲(ボアオ)鎮で第57回理事會を開催し、モンゴル國営モンツァメ通信社の理事會入りを可決するとともに、記者の安全保障に関する共同聲明を採択した。また、OANAと企業家ボアオフォーラムが協力に関する覚書に署名した。
中國新華社の傅華(ふ・か)社長は開會式のあいさつで、アジア太平洋地域は世界経済の主要な成長エンジンであり、世界で最も成長の活力と発展の潛在力を有する地域であると指摘。地域の通信社は相互信頼や包容、協力、ウィンウィンのアジア太平洋パートナーシップをさらに広め、世界がアジア太平洋をより良く理解し、感じ取り、深く知るために、真実で信頼できるニュースを提供するべきであると述べた。新華社は、各加盟機関と最先端技術における協力を強化し、研究開発・応用・普及を促進して、情報化時代における通信社の特性に合致した転換型発展の道を共に探求していくとの考えを示した。
OANAは設立以來、各加盟通信社の共同の努力によって発展、拡大を続けており、今ではアジア太平洋地域の通信社が対話交流を強化し、実務的な協力を展開し、共同の発展を促進するための重要なプラットフォームとなっている。