6日、湖北省武漢市の東湖ハイテク開発區にある湖北人型ロボットイノベーションセンターで、ロボットのデータを収集するスタッフ。(武漢=新華社記者/伍志尊)
【新華社北京11月13日】中國共産黨は10月、第20期中央委員會第4回全體會議(4中全會)で、「國民経済・社會発展第15次5カ年規畫(2026~30年)」策定に関する黨中央委員會の提案を採択した。「提案」に盛り込まれたキーワードについて解説する。第2回は「地域イノベーションシステム」。
▽「提案」の原文
地域イノベーションシステムを整備し、地域科學技術イノベーションセンター、産業科學技術イノベーション拠點の配置と建設を進め、國際科學技術イノベーションセンターの発信拠點としての機能を強化する。
▽用語解説
地域イノベーションシステムとは、一定の地理的區域內で政府や企業、高等教育機関、科學研究機関など各種のイノベーション主體が共に參加し、さまざまなイノベーション要素が集積し、知識が効果的に創出され、流動し、応用され、地域のイノベーション能力の継続的な向上を推進し、経済・社會の持続的な発展を支えるイノベーション・ネットワークシステムを指す。
地域イノベーションシステムは、國家イノベーションシステムの重要な構成要素であり、科學技術強國の基盤となる。各地域はイノベーション主體の構成、産業構造、制度環境、歴史文化などが異なるため、地域イノベーションシステムはそれぞれ獨自の特色を備える。