
5日、フフホトで披露された高足踴り。(フフホト=新華社配信)
【新華社フフホト2月10日】中國內モンゴル自治區では春節(舊正月)の連休期間(1月28日~2月4日)中、無形文化遺産を紹介する多彩な催しが各地で行われ、祝日の雰囲気を盛り上げた。
フフホトで開かれた新春文化廟會(びょうえ=縁日)は市民や各地からの観光客で連日にぎわい、伝統行事「社火」や無形文化遺産の工蕓體験、伝統グルメなどが人點を楽しませた。

5日、フフホトで披露された高足踴り。(フフホト=新華社配信)
通遼市では今年、溶かした鉄を空に向けて振りまく「打鉄花」や伝説上の動物「麒麟(きりん)」の巡行、炭を入れた鉄の籠を揺すって火花を散らす「火壺」など多彩な無形文化遺産の公演が行われたほか、各地の伝承者が嘎查(ガチャ=モンゴル族の村)や社區(コミュニティー)を訪れ、モンゴル族の民間蕓能「好來寶(ホルボー)」や剪紙(せんし=切り絵細工)、烙畫(焼き絵)、花饃(ホワモー、飾り蒸しパン)などを披露した。

5日、通遼市で行われた麒麟の巡行。(通遼=新華社配信)
通遼市ホルチン左翼後旗の更給嘎查では、無形文化遺産伝承者の白泉(はく・せん)さんが村民らと車座になり、四胡(4弦の胡琴)を奏で、ホルボーを歌い、ふるさとへの深い愛着と生活への賛美を表現した。
ホルボーは2008年に國家級無形文化遺産に登録され、ホルチン左翼後旗は自治區から「ホルボー蕓術の裏」の稱號を授與された。同旗には現在、ホルボーの歌い手が300人余りおり、毎年100回以上公演している。
市場の活力喚起と消費の活性化を目的にフフホトで春節前に開かれた第8回內モンゴル自治區無形文化遺産年貨(年越し商品)フェスティバルでは、自治區各地の商品が並び、人気を集めた。(記者/哈麗娜)

5日、フフホトで開かれた年越し商品フェスティバル。(フフホト=新華社配信)

5日、通遼市で披露された打鉄花。(通遼=新華社配信)

5日、フフホトで披露された「空中飛竜」。長さ10メートルの4體のカラフルな竜が音楽に合わせ、戯れながら空を舞う。(フフホト=新華社配信)