
瞻淇村で魚燈を製作する村民。(1月6日撮影、黃山=新華社記者/張端)
【新華社黃山1月23日】中國安徽省黃山市歙(きゅう)県瞻淇(せんき)村でこのほど、春節(舊正月、今年は1月29日)を前に數回の魚燈パレードが開催され、訪れた多くの観光客が千年の歴史を持つ村の獨特な風景を堪能した。
瞻淇魚燈の起源は南宋時代にさかのぼる。コイのような形をした燈籠は、「年年有餘(毎年豊かに暮らせますように)」「吉祥如意(幸運が意のままに訪れますように)」という願いを表している。毎年舊暦の正月期間に、地元の重要な伝統文化であり民俗行事でもある「嬉魚燈」が行われ、魚燈が古い村の路地を生き生きと「泳ぎ」回る。
ここ數年、無形文化遺産「瞻淇魚燈」の伝承者たちは、伝統的な魚燈の製作技法を守りつつ新風を吹き込み、観光客が楽しめるような新しいタイプの燈籠を幾つも生み出した。魚燈の知名度が高まるにつれて、魚燈見學ツアーや魚燈展示実演會などの業態も充実し続けている。
今では魚燈は瞻淇村の美しい代名詞となり、この歴史ある無形文化遺産は新たな輝きを放っている。pagebreak
瞻淇村で魚燈を製作する村民。(1月6日撮影、黃山=新華社記者/魯鵬)pagebreak
自宅で自身が製作した魚燈を紹介する無形文化遺産「瞻淇魚燈」の伝承者、汪観海(おう・かんかい)さん。(1月6日撮影、黃山=新華社記者/張端)pagebreak
瞻淇村で魚燈を製作する無形文化遺産「瞻淇魚燈」の伝承者、汪宇昉(おう・うほう)さん。(1月6日撮影、黃山=新華社記者/黃博涵)pagebreak
瞻淇村で魚燈を製作する無形文化遺産「瞻淇魚燈」の伝承者、汪宇昉(おう・うほう)さん。(6日撮影、黃山=新華社記者/黃博涵)pagebreak
瞻淇村で自らデザインした魚燈グッズを紹介する無形文化遺産「瞻淇魚燈」の伝承者、汪宇昉(おう・うほう)さん。(1月6日撮影、黃山=新華社記者/張端)pagebreak
瞻淇村で魚燈を操ってみせる魚燈パレードのチームリーダー、鄭冬蛟(てい・とうこう)さん。(1月6日撮影、黃山=新華社記者/魯鵬)pagebreak
魚燈を買い求める観光客。(1月10日撮影、黃山=新華社記者/張端)pagebreak
瞻淇村で売り物の魚燈を見せる村民。(1月10日撮影、黃山=新華社記者/張端)