中國EV、東南アジア自動車産業の転換に寄與 マレーシアメディア

中國EV、東南アジア自動車産業の転換に寄與 マレーシアメディア

新華社 | 2024-12-27 15:00:45

インドネシア・ジャカルタで開かれたBYDの新車発表會で車と寫真に納まる來賓。(1月18日撮影、ジャカルタ=新華社記者/徐欽)

  【新華社クアラルンプール12月27日】マレーシアのメディアはこのほど、東南アジア地域で2024年、電気自動車(EV)がさらに普及し、中國メーカーは現地販売に力を入れるとともに、消費者の好みに変化が生まれ、自動車産業は大きく転換したとし、同地域は今後、世界の自動車産業での地位が一層向上するだろうと報じた。

  同國の國営ベルナマ通信などのメディアは23日、業界の報告書を引用し、政府の奨勵措置、インフラ投資・建設の加速、世界の同業の參入増加などの要因を受け、東南アジア地域は24年、引き続きEVなどの関連産業の発展に注力していると指摘。うちタイは成熟したEV製造業によって域內を先行しており、インドネシアはニッケル鉱などの自然資源の優位性を活かし、電池メーカー誘致によって世界EVサプライチェーンの重要な參加者になる目標に近づきつつあるとした。

  報道によると、中國のEVブランドは24年、東南アジアで新たな進展を遂げた。比亜迪(BYD)や奇瑞汽車、上汽通用五菱汽車などは手頃な価格、先進的な機能、良質なアフターサービスによって市場開拓を進めている。現地消費者はコストパフォーマンスの高い車を好む傾向が強い。マレーシアやタイなどは、消費者行動に影響を與える新政策を制定している。中國メーカーはこの流れをつかみ、現地の事情に応じた経済性と先進技術を兼ね備える車を発売し、市場拡大につなげている。

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