16日、天津鵬瑞利醫院の外観。(ドローンから、天津=新華社記者/李然)
【新華社天津12月18日】中國天津市は16日、外資獨資の鵬瑞利総合醫院(天津鵬瑞利醫院)に対し、醫療レベルが最も高い3級総合病院の醫療機関業務許可証を発行し、同病院は國內初の外資獨資3級総合醫院となった。
中國國家衛生健康委員會、商務部、國家中醫薬管理局、國家疾病予防制禦局の4部門は11月末、「外資獨資病院の拡大開放試行事業計畫」を発表した。この前、関係部門も北京市や天津市、上海市などで外資獨資病院の設立を許可していた(中國伝統醫學系病院の設立、公立病院の合併・買収は除く)。
16日、天津鵬瑞利醫院で醫療設備を検查するスタッフ。(天津=新華社記者/李然)
天津鵬瑞利醫院はシンガポールの総合不動産・ヘルスケア企業、鵬瑞利グループが約10億元(1元=約21円)を投資して建設した。病床數は500床で骨科(整形外科)や眼科、耳鼻咽喉科などの専門科を備えるほか、國際部を設置し、京津冀(北京・天津・河北2市1省)地域の優位性を活用してサービスの範囲を拡大していく。
鵬瑞利集団の董事長兼最高経営責任者(CEO)の潘錫源(はん・しゃくげん)氏は、「われわれは中國の醫療・健康市場の將來性に自信を持っている。外資と地元病院の交流・協力を積極的に推進し、海外の醫療専門家や醫療技術の導入を強化して政府の公共醫療サービスを補完していく」と述べた。
16日、天津鵬瑞利醫院のセルフサービスエリア。(天津=新華社記者/李然)
16日、天津鵬瑞利醫院の廊下を巡迴するスタッフ。(天津=新華社記者/李然)
16日、天津鵬瑞利醫院の診察室でパソコンを調整するスタッフ。(天津=新華社記者/李然)
16日、天津市政務サービスセンターで天津鵬瑞利醫院の醫療機関業務許可証を製作するスタッフ。(天津=新華社記者/李然)