創設40周年の中日友好醫院、質の高い発展大會開催

創設40周年の中日友好醫院、質の高い発展大會開催

新華社 | 2024-10-24 16:20:14

23日、中日友好醫院創設40周年大會および第2回質の高い発展大會の會場。(北京=新華社配信)

   【新華社北京10月24日】中國北京市で23日、中日友好醫院創設40周年大會および第2回質の高い発展大會が開かれた。國家衛生健康委員會副主任・中國共産黨黨組メンバーの曹雪濤(そう・せつとう)氏、同院の周軍(しゅう・ぐん)院長、日本の金杉憲治駐中國大使、國際協力機構(JICA)の田中明彥理事長らが出席し、あいさつした。

23日、中日友好醫院創設40周年大會および第2回質の高い発展大會であいさつする曹雪濤副主任。(北京=新華社配信)

   曹氏は醫院創設40周年に祝意を示し、共産黨第20期中央委員會第3回全體會議(3中全會)で衛生健康分野の重大な改革任務が明確になったとして、中日友好醫院が公立病院の質の高い発展を重視し、人點の多層的かつ多元的な衛生健康サービスのニーズに応え、自身の優位性を踏まえて革新と発展に取り組んでいくことに期待を示した。

23日、中日友好醫院創設40周年大會および第2回質の高い発展大會であいさつする周軍院長。(北京=新華社配信)

  周氏はあいさつの中で、同院が醫療、教育、研究、管理を原動力とし、呼吸器、中國醫學と西洋醫學の融合、臓器移植、腫瘍総合治療、遠隔醫療・インターネット醫學の5分野を柱とする學術分野の発展體系づくりを継続するとともに、高水準の病院建設に注力し、質の高い発展の実現に努める姿勢を示した。

23日、中日友好醫院創設40周年大會および第2回質の高い発展大會であいさつする金杉憲治駐中國大使。(北京=新華社配信)

   金杉氏は同院が日中醫學交流の懸け橋として、醫療分野で大きな役割を発揮していると指摘。今後も交流協力を重ねていくことが両國共通の課題である高齢化や醫療分野にとどまらない日中関係全體の発展に寄與していくと述べた。

23日、中日友好醫院創設40周年大會および第2回質の高い発展大會であいさつするJICAの田中明彥理事長。(北京=新華社配信)

  田中氏は、同院が単なる醫療機関ではなく、両國の人點の心をつなぐ懸け橋であり、醫學界における交流の重要拠點、友情と協力の象徴であるとして、過去40年間で両國の醫療関係者が互いに學び合い、協力し合う中で培われた友情と信頼は極めて貴重で、何物にも代えがたいとの認識を示した。(記者/常博深)

23日、中日友好醫院創設40周年大會および第2回質の高い発展大會の會場。(北京=新華社配信)

本ウェブサイトに関するご意見、ご提案等が

ありましたら xinhuanetjp@126.com までご

連絡ください。