
河北省承徳市の高齢者ケアセンターで食事をする高齢者。(7月1日撮影、承徳=新華社記者/金良快)
【新華社北京9月4日】中國共産黨が7月の第20期中央委員會第3回全體會議(3中全會)で採択した「改革のさらなる全面深化と中國式現代化の推進に関する中國共産黨中央委員會の決定」について、重要な用語を解説する。第24回は「シルバー経済」。
▽「決定」の原文
人口高齢化に積極的に対応し、養老事業と養老産業の発展に向けた政策・メカニズムを整える。シルバー経済を発展させ、高齢者に適した多様で個別化された雇用を創出する。(「決定」第11章「民生を保障、改善する制度體系の健全化」より)
▽用語解説
「シルバー経済」は、高齢者への商品・サービスの提供、および高齢準備期の一連の経済活動の総稱で、高齢者の食事、醫療、介護、文化・スポーツレクリエーションなどの事業カテゴリーに対応する公共サービスであり、高齢者と高齢準備世代の多層的で多様な製品・サービス需要に対応する各種の市場・経済活動でもある。高齢者向け製品、スマート介護、リハビリ器具、アンチエイジング、養老金融商品、高齢者向け観光サービス、リフォームなどを開発する潛在的産業が含まれる。シルバー経済の発展は、人口高齢化に積極的に対応し、経済発展の新たな原動力を育て、人點の生活の質を向上させる重要な措置、必然的ニーズである。