中國企業が建設を請け負ったカリバ湖南岸水力発電所拡張プロジェクトの2&の発電ユニット。(2018年3月28日、カリバ=新華社配信)
【新華社ハラレ7月23日】ジンバブエのモニカ・ムツワンガ女性・コミュニティー・中小企業開発相はこのほど、首都ハラレで新華社の単獨インタビューに応じ、ジンバブエと中國は各分野での協力を絶えず拡大しており、中國による投資と援助は同國が工業化を進める上で大きな役割を発揮しているとの認識を示した。同氏の主な発言の內容は次の通り。
ここ數年、多くの中國企業による投資事業が同國で運営を開始しており、現地の社會・経済の発展をけん引するとともに、同國の社會・政治環境の安定性に対する中國企業の信頼も示している。
例を挙げると、今年6月には中國のステンレスメーカー青山控股集団子會社の鼎森鋼鉄(Disco)が建設した製鋼工場が正式に稼働した。鉄鋼生産量は年間約60萬トンを見込み、鉱業の発展を力強く推進するとみられる。中國企業が建設を請け負ったカリバ湖南岸水力発電所拡張など両國間の協力事業も、エネルギー産業の高度化加速に大きく寄與している。
両國は數十年にわたり、各分野で協力を拡大し、豊かな成果を挙げてきた。中國はジンバブエに対し、経済、農業などの分野で多大な支援と援助を提供している。特に新型コロナウイルス感染拡大期間中は多くのワクチンを供與し、難局を乗り越えるのを助けてくれた。
中國は一貫してジンバブエ國民の福祉増進の支援に盡力しており、現在はエルニーニョ現象に起因する幹ばつに見舞われている同國に対し、緊急食糧支援を提供している。
中國は過去數十年にわたって急速な経済成長を実現し、農村振興などの面で大きな実績を収めている。ジンバブエ政府は農村地域の発展に努めているところであり、中國の経験は有益な參考になると確信している。