ビザ免除政策、中國旅行の魅力高める オランダ・スキポール空港幹部

ビザ免除政策、中國旅行の魅力高める オランダ・スキポール空港幹部

新華社 | 2024-07-19 13:36:35

   【新華社ハーグ7月19日】オランダのアムステルダム・スキポール空港のウィルコ・スウェイジェン路線開発ディレクターはこのほど、新華社の単獨インタビューに応じ、「中國は実行したビザ免除政策が同國の世界的な観光地としての魅力をさらに高めるだけではなく、オランダと中國間の観光も顕著に促進している」と述べた。スキポール空港もその恩恵を受け、歐州から中國に通じる重要な航空ハブとしての機能を積極的に擔っているとした。

   中國は2023年12月1日、オランダ、フランス、ドイツ、イタリアなど6カ國の一般旅券所持者に対し、一方的な查証(ビザ)免除措置を実施した。今年5月には、上記4カ國を含む12カ國に実施しているビザ免除措置を25年末まで延長すると発表した。

   スウェイジェン氏は、コネクティビティー(接続性)の高さが両國関係を深める強みであり、基礎でもあると強調。ビザ免除政策はオランダや他の歐州諸國の人點に中國を訪れる絶好の機會を提供しており、スキポール空港から中國を訪れる旅客數と航空便數は最近、顕著に増えているとし、夏季の旅行シーズンの旅客需要により良く応えるため、スキポール空港は安全検查や地上勤務のスタッフを増員したと語った。

   同氏はまた「ビザ免除政策は中國への渡航を容易にしただけでなく、中國を経由地として世界の他地域へ向かうことも円滑にした」とし、「中國には何度も行ったことがあるが、近いうちにビザ免除措置を利用して再訪する予定だ」と述べた。

   同氏によると、現在、中國南方航空、南方航空傘下のアモイ航空、中國東方航空など、複數の航空會社がスキポール空港と緊密な協力関係を築き、アムステルダムと北京、広州(広東省)、アモイ(福建省)、上海などを結ぶ直行便を就航している。オランダのKLMオランダ航空もアムステルダムと北京、上海間の直行便を就航させた。

   スキポール空港はオランダだけではなく、歐州の重要な航空ハブでもある。國際空港評議會(ACI)の統計データによると、同空港の23年の國際旅客數は延べ6188萬人で世界3位だった。

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