TSUTAYA BOOKSTOREが北京に初出店

TSUTAYA BOOKSTOREが北京に初出店

新華社 | 2024-04-20 21:28:48

   19日、北京市にオープンした「TSUTAYA BOOKSTORE」の外観。(北京=新華社記者/陳鍾昊)

   【新華社北京4月20日】日本の大手書店チェーン「TSUTAYA BOOKSTORE」が20日、中國北京市に初出店した。若者の集まる朝陽區の商業施設「THE BOX」B館の1~3階にあり、延べ床面積は約1600平方メートル。オープン前から交流サイト(SNS)で中國のネットユーザーの注目を集めている。

   店內には中國語の書籍以外にも日本語や英語の書籍もある。アート、ベーカリー、料理、ヨガ、ダイエット、旅行記など、ジャンルごとに陳列され、読者は自分の興味に沿った書籍を見つけることができる。3階にはシェアラウンジも併設され、休憩場所とオフィススペースを提供する。

   北京朝陽THE BOX店の何鴻森(か・こうしん)総経理によると、北京1號店は書籍や文化クリエーティブ製品、蕓術品、コーヒー、オフラインイベントで「カルチャーターミナル」を作るという。何氏は「蔦屋は中國で『蔦屋書店』と『TSUTAYA BOOKSTORE』の2ブランドを展開するが、今回北京にオープンした後者は20~30代の若者がターゲット。陳列も雑誌や日本の2次元グッズ、アニメ・漫畫IP関連グッズなどを多くそろえる。展覧會や読書會などのイベントも積極的に開催し、若者が対面で交流する機會が増えることを期待している」と語った。

   蔦屋投資(上海)の野村拓也董事長は新華社の単獨取材で、「蔦屋は本を売るだけでなく、多様なライフスタイルを提案している。読者には蔦屋が作った空間で新しい発見や生活を楽しんでほしい」と語った。

   「蔦屋書店」「TSUTAYA BOOKSTORE」は世界的な書店ブランドとして、中國國內では杭州、上海、西安、天津、成都などに出店している。野村氏は、今年は北京店を含め新たに5店舗を出店する計畫で、中國の消費者にユニークな文化體験を提供したいとしている。(記者/李卓璠、孫蕾)pagebreak

   19日、「TSUTAYA BOOKSTORE」の內部。(北京=新華社記者/陳鍾昊)pagebreak

   19日、「TSUTAYA BOOKSTORE」の內部。(北京=新華社記者/陳鍾昊)pagebreak

   19日、「TSUTAYA BOOKSTORE」に並ぶ著名建築家、安藤忠雄氏の作品集。(北京=新華社記者/陳鍾昊)pagebreak

   19日、新華社の単獨取材に応じる蔦屋投資(上海)の野村拓也董事長。(北京=新華社記者/陳鍾昊)pagebreak

   19日、「TSUTAYA BOOKSTORE」に並ぶ書籍。(北京=新華社記者/李卓璠)pagebreak

   19日、「TSUTAYA BOOKSTORE」のシェアラウンジ。(北京=新華社記者/陳鍾昊)pagebreak

   19日、「TSUTAYA BOOKSTORE」の棚に並ぶ山田硝子のグラス。(北京=新華社記者/李卓璠)

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