8日、西安の薦福寺を散策する観光客。(西安=新華社配信/鄒競一)
【新華社西安5月16日】中國陝西省西安市は関中平原中部に位置し、北は黃土高原を望み、南は秦嶺山脈を背にする。都市として3100年余り、國都として1100年余りの歴史を持ち、13の王朝が栄枯盛衰を繰り返した。
西安の文化的シンボルの一つ、小雁塔は雁塔區の薦福寺境內に立つ。唐の僧義浄(ぎじょう)がインドから持ち帰った仏教経典を保存するため、景竜年間(707~710年)に建立された。方形の密檐(みつえん)式磚塔(せんとう、れんが塔)で、唐代の同形式の仏塔の最古の例とされる。現在の高さは43・3メートルで、當初は15層だったが13層のみが現存する。
1300年以上の歳月を経ても良好な狀態を保っており、2014年に國連教育科學文化機関(ユネスコ)の世界文化遺産に登録された。中國の中原地域(黃河中下流の平原地帯)に伝わった仏教が漢民族の文化と融合したことを示す建造物の一つで、薦福寺鐘樓の古鐘とともに「雁塔晨鐘」として「関中八景」の一つに數えられる。
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8日、西安の小雁塔。(小型無人機から、西安=新華社記者/劉瀟)pagebreak
8日、西安の小雁塔。(西安=新華社記者/劉瀟)pagebreak
8日、西安の薦福寺を散策する観光客。(西安=新華社記者/劉瀟)pagebreak
満開の花と小雁塔。(3月15日撮影、西安=新華社配信/鄒競一)pagebreak
8日、西安の小雁塔。(西安=新華社記者/劉瀟)pagebreak
8日、西安の薦福寺鐘樓。(西安=新華社配信/鄒競一)pagebreak
8日、西安の小雁塔。(小型無人機から、西安=新華社記者/劉瀟)pagebreak
8日、西安の小雁塔。(小型無人機から、西安=新華社記者/劉瀟)pagebreak
8日、小雁塔が立つ薦福寺境內にある西安博物院の展示。(西安=新華社記者/劉瀟)pagebreak
8日、小雁塔が立つ薦福寺境內にある西安博物院の展示。(西安=新華社記者/劉瀟)pagebreak
小雁塔が立つ薦福寺境內にある西安博物院の展示。(4月27日撮影、西安=新華社配信/鄒競一)pagebreak
8日、小雁塔が立つ薦福寺境內にある西安博物院の展示。(西安=新華社記者/劉瀟)pagebreak
8日、西安の薦福寺で鐘を鳴らす観光客。(西安=新華社記者/劉瀟)