17日、ラツェ県柳郷ツェロン村で、孫にチベットナイフの製造を指導する次旦旺加さん(右)。(シガツェ=新華社記者/孫非)
【新華社シガツェ3月27日】中國西蔵(シーザン)自治區日喀則(シガツェ)市拉孜(ラツェ)県はチベットナイフ製造の長い歴史を持つ。73歳の次旦旺加(ツダンワンジャ)さんは、孜竜(ツェロン)チベットナイフ鍛造職人の6代目として技術を受け継ぐ。何度も鍛錬を繰り返して作られるチベットナイフは鋭利なことで知られており、刃物として生産活動や日常生活で用いられるだけでなく、別の刃物の「砥石」にもなるという。中でも孜竜チベットナイフ製造は數百年の積み重ねを経て獨特の技術が形成されてきた。
チベット族の金屬鍛錬技術(チベットナイフ鍛造技術)は2008年、第2次國家級無形文化遺産リストに登録された。現在、次旦旺加さんの息子や孫も跡を継ぎ、ナイフ製造技術をしっかりと習得している。
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10日、ラツェ県柳郷ツェロン村で、チベットナイフを作る次旦旺加さん。(シガツェ=新華社記者/孫非)pagebreak
17日、孫にチベットナイフの製造を指導する次旦旺加さん(右)。(シガツェ=新華社記者/孫非)pagebreak
10日、チベットナイフを作る次旦旺加さん。(シガツェ=新華社記者/孫非)pagebreak
10日、チベットナイフを作る次旦旺加さん。(シガツェ=新華社記者/孫非)pagebreak
10日、チベットナイフを作る次旦旺加さん。(シガツェ=新華社記者/孫非)