【新華社海口12月9日】中國海南省海口稅関はこのほど、海南自由貿易港で原材料と補助材料輸入の「ゼロ関稅」政策が実施されてから1年で、同稅関が輸入通関手続きを行った原材料と補助材料が300件余りになったと明らかにした。貨物輸入額は30億元(約534億円)超、減免稅額は4億元(約71億円)超となり、政策効果は加速度的に高まっているとした。
同政策はモノの貿易、サービス貿易、生産加工製造、航空メンテナンスなど全業務を対象としており、「ゼロ関稅」原材料・補助材料リストに掲載される169項目の関稅コードをカバーしている。ヤシなどの農産物、石炭などの資源製品、キシレンなどの化學工業品、航空機・船舶修理メンテナンス用部品などが含まれる。
同政策は、海関総署が「海南自由貿易港の原材料・補助材料『ゼロ関稅』輸入に関する稅関監督管理弁法(試行)」として発表し、2020年12月1日に施行された。全島規模での「自由貿易港」化が実施されるまでに、海南自由貿易港で登記した獨立法人資格をもつ企業を対象に、関連規定の前提下で原材料・補助材料の輸入関稅、輸入付加価値稅、消費稅を免除するとしている。
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