【新華社北京１２月７日】中國外交部の趙立堅（ちょう・りつけん）報道官は６日の定例記者會見で、米政府が今週、北京冬季五輪の外交的ボイコットの発表を予定しているとの報道について質問を受け、次のように答えた。

   冬季五輪は政治的パフォーマンスや政治をもてあそぶ舞臺ではない。米國の政治家は五輪への招待を受けていない狀況下で、いわゆる「外交的ボイコット」を絶えずあおり立てている。これは完全に自意識過剰であり、扇情主義であり、政治をもてあそんでいる。五輪憲章の精神を甚だしく汚す露骨な政治的挑発であり、１４億余りの中國人民に対する重大な冒とくでもある。中國人民と世界の人民に米國政治家の反中の本質と偽りの面目をはっきりと見透かさせるだけだ。

   米國がすべきことは態度を正し、「より団結」という五輪精神を実行することであり、中國の関心事を厳粛に受け止め、スポーツを政治化しないことであり、いわゆる「外交的ボイコット」をあおり立てるのをやめ、両國の重要分野での対話と協力に影響を與えないことである。米國は獨斷専行すれば、中國は必ず斷固とした対抗措置を取る。

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