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中國作家協會、ネット文學影響力ランキングを発表

新華社 | 2021-09-21 10:20:56 | 編集: 張一

   【新華社深圳9月21日】中國作家協會はこのほど、広東省深圳市で2020年度の中國ネット文學影響力ランキングを発表した。ネット文學24作品と新人作家4人がランク入りした。

   同ランキングは、オンライン小説、二次創作物、海外影響力、1990年代生まれ作家(新人・新作)の各部門で構成されている。オンライン小説部門には「北鬥星辰」「大國戦隼」のような実社會に基づく作品のほか、「漢闕(かんけつ)」などの優れた歴史小説、「第一序列」のようなSFの力作がランキングした。

   二次創作物部門には、ドラマ化された「燕雲臺」「一念永恒」、アニメ化された「吞噬星空」「完美世界(パーフェクトワールド)」などのメディアミックス作品が選ばれた。海外読者に向けた「詭秘之主」「元尊」「妖神記」「超神機械師」の4作品は、海外影響力部門で頭角を現した。90年代生まれ作家では老鷹吃小鶏、言帰正伝、檸檬羽嫣、懿小茹の4人が、新人・新作部門にランク入りした。

   ネット文學は、中國文化を海外進出させる有効な擔い手となっている。すでに億単位の読者を持ち、映畫やテレビ、ゲーム、マンガ・アニメなど文化娯楽業界の重要なコンテンツ源にもなっている。中國作家協會ネット文學センターの何弘(か・こう)副主任は「今回ランクインしたネット文學作品の半數以上が実社會をテーマにしていた。この1年のネット文學の創作成果と発展方向性を集中的に反映している」と語った。

   

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